一週前の調教診断は、以下の記事を参考にして下さい。
早速ですが、最終追い切りの内、気になった馬のみ、ピックアップしています。
S ペリファーニア
美浦 南W ラストのみ強め 83.7-68.8-52.7-37.5-11.1
併走馬がダメすぎるというのもあるのですが、最後に少し気合を付けられただけで、グングン、加速していて、誰が見ても状態が良さそう…という評価だと思うのですが、チューリップ賞は、大外枠から出敗けして、その後、掛かりながら前に行っているので、最後は少し甘くなり、コナコーストには差されているのですが、かなり大味の競馬であり、走った距離を考えると、一番だったような気がして、最終追い切りまではノーマークだった馬ですが、この調教を見ると、馬券に入れたくなるのかなと。
以前は、チューリップ賞のレベルが高く、そこから軸を探しても良かったレースですが、近年はレベルが下がっていて、今年は、クイーンカップの方がレベルが高かったと判断しているので、私はチューリップ賞組は軽視しているのですが、根拠としては、ドスローからの瞬発力勝負で、上りが掛かっていて、本来、レースのラップ的には、モズメイメイが捕まっているレースであり、2着以下の馬は、差せなかった…という評価で、全頭、切っても良いのかな?という感じで、特にモズメイメイは、前走の状態が抜群であり、それで、ギリギリの勝利なので、今回、上積みやおつりはないと思っていて、全然、期待していない感じです。
話が逸れたのですが、チューリップ賞のレベルが、実は高かった場合、ペリファーニアが好走する確率が高まるので、あとは、そこに張るかどうかの話であり、仮に予想が外れたとしても、悔いはないというか、全部のレースで当てられる訳がないので、自分が納得できる馬券を買うのが、一番だと思っています。
S リバティアイランド
栗東 CW 馬なり 84.8-69.1-53.9-38.2-11.2
馬なりで併走馬をぶっち切っていて、一週前の調教も素敵だったのですが、最終追い切りはさらに良く、軽く走っているようで、ラストが11.2ですか…と、穴党の心を折られる位、隙がなくなってしまったのですが、中間の調教では、栗東の坂路もガンガン、駆け上がっていて、パワーもあり、雨の影響で馬場が渋っても、多分、大丈夫だと思いますが、これで負けたとしても、仕方がない位、仕上がっていると思うので、少しでも怪しい部分があれば、酷評しようと思っていただけに、お手上げですね。
過去、メジャーエンブレムが1.5倍を背負って4着に負けているのですが、メジャーエンブレムの場合、逃げるか、先行して良い末脚を繰り出す馬であり、馬群に揉まれると、途端に、動きが怪しくなる馬だったので、桜花賞は7番手の位置から競馬を進めて、末脚が不発だった反面、リバティアイランドに関しては、阪神JFの勝ち方が素敵であり、今回、1倍台は仕方がない気がします。
ここからは完全に妄想ですが、この馬が負けるとすれば、先行馬に有利な馬場で、先行馬のペースが速くなり、差し届かないという展開ですが、阪神JFは、前が壊滅状態であり、穿った見方をすると、展開に助けられた部分もありそうで、阪神JFに比べると、追走は厳しくなると思いますし、道中でガス欠の可能性もあり、ここから!という位置から、伸びない…というのもあるのかな?とか、想像できるのですが、新馬戦の上位3着の馬は、相当、強いメンバーであり、あの相手に1秒も速い上りを繰り出していて、決め手も持ち合わせているのですが、逆らうだけ無駄ですね。
素直に馬券に入れましょう。
A ブトンドール
栗東坂路 馬なり 52.4-37.9-24.1-11.8
栗東の坂路調教の中では、1番かな?と思っている馬で、スピードはかなりあり、1400m向きの流れになれば、一発あってもおかしくない気はしますが、多分、無理なのかなと。
ただ、調教はかなり動いているので、一応、買い材料はあるのですが、距離延長組は、例年、先行して4角から息絶えるので、パワー、スタミナが求められるコースであり、東京の1400mであれば、かなり有力な馬な反面、調教は良くても、ここは微妙かな?と思っています。
A シンリョクカ
美浦 南W 馬なり 67.5-52.5-37.7-11.6
3頭併せの真ん中で、外側の馬からは、心理的負荷を掛けられていて、その状況で何事もなかったかのように、馬なりで千切っていて、気性の良さが窺える内容だったのですが、阪神JFでは、道中、内側で大人しく追走していて、直線では、前が垂れて来るのを、進路変更しながら伸びているので、見た目は、そこまで強い馬には見えないのですが、阪神マイルの適性は高く、重い馬場でも、脚色は落ちないので、状態はかなり良さそうですし、力を発揮できそうという意味では、他の馬よりも、良いのかな?と思っています。
桜花賞が難しいのが、気性が若い馬も多く、向こう正面で、乱ペースで、掛かった馬が外から前に行くとか、大人しくしたいのに、周りの馬がバタバタするので、それに釣られるとか、気性面が成長していないと、4角までに力を出し切ってしまい、ラストは見せ場がないというレースが多いのですが、460kg以上の馬が好走するのは、揉まれても強く、軽い馬の場合、馬群から弾き出される恐れがあるので、道中の位置取りが難しくなって来るのですが、シンリョクカは前走は440kgの小柄な馬であり、例年に比べると、馬体重が軽い馬が多いので、そこまで心配する必要はないと思う反面、調教とは関係ないのですが、この辺りは割引なのかなと。
輸送もマイナス材料ですね。
ただ、馬群を縫って来る馬は好きなので、結局、どっちなん?と言われても、△が妥当かな…という感じですが、特攻できるほど、強いとは思ってないですし、紐には入れないと後悔するのかな?という評価の馬で、今回、時間があれば、最終的な予想に、印を打ってみたいのですが、1点勝負が好きなので、◎と〇だけ分かれば、あとはどうでも良いと思っています。
A ハーパー
栗東 CW 馬なり 99.4-82.9-68.0-53.2-37.6-11.3
一週前の調教では、完全に併走馬に置いて行かれて、酷評していた馬ですが、併走馬は古馬のオープンクラスの馬であり、さすがに、相手が強すぎたので、仕方がなかったのかな?という感じですが、今回は、前走に比べると、負荷が軽い割に、ラストは11.3で上がっているので、一週間で、ここまで変わるのかな?という感じですが、最終追い切りとしては、及第点だと思いますし、クイーンS組を高評価しているので、間に合ったと思っています。
前走で馬体重が大幅に減っているので、今回、輸送はないので、馬体重は戻して来そうですが、ただ、ここで馬体重が減るようであれば、一週前の調教が、さらに微妙になって来るので、この時期の3歳馬は、統計的なデータでは、馬体重が増えた方が成績が伸びているので、そこは気になるのかなと。
ダート馬の場合だと、460kg未満は、全部、切っても良い位、馬体重と成績に相関関係があるので、調教を見る際は、馬体重の変遷も意識した方が良く、輸送で力の出せない馬も多いので、3歳馬に関しては、調教後の体重と、出走前の馬体重は、かなり重要だと思っています。
B ドゥアイズ
栗東 CW ラストのみ強め 99.8-82.8-67.4-52.6-37.5-11.6
先週と大差ない感じで、内側の馬から重圧を掛けられて、最後だけ追われている感じですが、この馬と心中してもいい!という位の印象はなく、前述したとおり、調教だけだと、ペリファーニアとリバティアイランドが良く見えたので、あのレベルであれば、週初めから狙っていた馬であり、私は、持ち時計を重視しているので、近走で1分33秒台を2回、マークしているのが、この馬の推しポイントですが、競馬は時計ではないと言われても、駄馬が速いタイムで走られない訳で、馬場差やペース、ラップを意識すれば、時計は強烈な武器になると思っています。
今回の調教は、終始、怠い印象であり、悪くはないけど、良くもなく、鋭い末脚を使える馬ではないので、馬場が渋れば、他の馬よりは良い末脚で追い込める訳で、雨だとかなり期待できるのですが、土曜日が、先週と同じく、高速馬場であれば、割引きなのかなと。
G1は、100万を予算にして、1頭と心中馬券を買っているのですが、調教から、どの馬で買おうか悩み始めたので、迷いが生じまくっていて、買いたくない…というのが本音な反面、それだと面白くないので、土曜日に真剣に考えてみたいと思います。
× ライトクオンタム
栗東 CW 馬なり 57.1-40.9-12.3
海外馬が参戦した時の調教ですか?と思う位、軽めの調整であり、武騎手のコメントの歯切れが悪く、これで好走した時は、完全に騙された…となりそうですが、阪神のマイルで走りそうなタイプではなく、走法はかなり素敵で、首の使い方が上手く、前身がバネのような馬なので、仮に、今回の調教で好走した場合、オークスでは敵無しだとうなーと思う位、東京の芝で見たい馬ですが、今回は×なのかなと。
過去、ブエナビスタの馬体を見た時に、未勝利戦の馬みたいで、絶対に走る訳ない…という感じだったのですが、この馬も馬体を見ると、とても華奢であり、全身を使って走るので、WBCの吉田選手のように、全身の筋肉をフル活用して、打球を飛ばしまくる感じですが、キレはすごいですね。
ここは、オークスに向けた調整と判断しているので、人気を背負っての惨敗を期待しているのですが、武騎手が騎乗予定で、負けた時に、netkeibaで暴言の嵐になる訳で、馬券が当たった時に、あの掲示板を見て、お酒を飲みながら、バーカ、ばーかというのが、大人の遊びだと思っていますが、この調教で馬券を買える方って、勇気というよりも蛮勇だと思っているので、前走時と、あまりにも調教の内容が違いすぎるので、人気になりそうな馬を酷評するのは好きですし、これで負けても、武騎手は全く悪くないと思います。
最終追入りの診断は、以上のとおりですが、結局、リバティアイランドを軸にして、良さそうな馬を紐にすれば、当たるのでは?という、何とも面白くない予想に近づいているのですが、平場であれば、こういうレースには、絶対に手を出さない反面、G1なので、参加する事に意義があると思っていますし、G1の時期は、友人や知人との話が盛り上がるので、私は、馬券代は、必要経費なのかな?と思っています。
今週は、阪神牝馬のウインシャーロットで、桜花賞の資金を捻出する予定だったのですが、調教が舐め切っていて、前走の時はかなり良かったのに、今回は全く負荷を掛けられておらず、アンドヴァラナウトも、一週前の調教が最悪であり、素人目に見ても、前脚が出ておらず、状態が微妙そう(但し、最終追い切りの坂路調教は良い。)であり、桜花賞の資金は、別のレースで捻出しようかな?と考えています。
馬券よりも予想が好きで、最近、予想中毒なので、競馬以外にも、競艇、競輪など、スポーツ紙で予想しているのですが、他には、韓流ドラマとか、ミステリー小説の犯人捜し、サイゼリアの間違い探し等、大体、ミスリードで、ラストで「ええっ!?」となる事が多く、驚きの連続ですが、虚無感というのをあまり感じないタイプなので、人生が楽しくないのであれば、自ら、面白くするように考えればいいと思っています。
今後も、体調が良く、気分が乗った時はG1の記事を書きますので、引き続きよろしくお願いします。