有馬記念2019が終わり、今年は本当に早かったのですが、一応、2019年も馬券の収支は黒字だったので、回収率は110%程度で、良かったと思います。
時々、どういう馬券を買っているのか教えて欲しいと言われるのですが、激走穴馬の内、主にオッズが高い単勝を買っていて、大体、10倍以上の馬を機械的に購入していますが、1か月、当たらない事も多く、一発待ちの戦術で賭けています。
2020年は、万馬券を量産したいと考えていて、激走指数の上位の内、100倍以上の馬券のみを買うなど、極端な戦術を好むのですが、的中の喜びよりもお金が増えれば良いと思っていて、100円とか110円の配当に全力勝負とか、エンターテイメント性はあっても、お金がないと賭け続けられないので、かなり冷ややかな目で見ています。
働いて得たお金を競馬で失うというのが、どうしても耐えられないので、今のスタイルに至ったのですが、パチンコやスロットなどのあぶく銭であれば、いくらお金を失っても惜しくないので、苦労して得たお金は大事に使って、棚ボタで得たお金は、ハイリスクなモノに投資するのが面白いと思っています。
ギャンブルの勝ち方で、最も重要なのはメンタルであり、聖杯に近い手法があっても、投資のルールを守れないのであれば、全く意味がないというか、逆に、適当なルールでも、徹底できればあまり負けないので、能力に対してオッズの高い馬を買い続けていれば、競馬資金が枯渇しなくなるので、文章で書くのは簡単ですが、実戦になると感情が伴うので、難易度は高い気がします。
多分、お金が増えても減っても、どうでも良いというタイプが、競馬など、ギャンブルでは最強クラスのタイプになるので、常勝を狙って、手堅い馬券で勝負している方が、最もリスキーな訳ですが、この辺りを理解できるようになると、馬券成績だけではなく、目先のお金に弱くなくなるので、長期的に、お金が残る感じになると思います。
さて、気が済んだので、中山金杯2020の予想オッズです。
中山金杯2020 予想オッズ
出典元:netkeiba
1番人気は、クレッシェンドラヴですね。
中山の成績は、4-1-1-4/10で、オールカマー2019でも0.5秒差の5着だったのですが、左回りがダメな反面、右回りはかなり走る馬なので、斤量は57kgですが、人気になりそうな戦績なのかなと。
不安材料は、芝2000mの持ちタイムが、福島で1分58秒7、中山だと2分00秒2ですが、時計的にはかなり物足りない印象なので、ハンデ戦という事もあり、馬券に入れるとしても軸馬ではなく、紐が良さそうですが、オッズほどの魅力はない感じですね。
脚質は幅のある馬で、勝ちパターンは、4角までにまくっていき、そのまま押し切るという感じで、中山向けの馬で、東京などの瞬発力勝負のコースだと、軽視しても良い気がします。
2番人気は、ザダルですね。
有馬記念2019で、3歳馬のレベルを見直したのですが、ザダルは菊花賞2019からの直行で、菊花賞2019は、2.0秒差の13着だった反面、中山コースでは好走しているので、今回、斤量が55kgですが、有力な1頭だと思います。
脚質的には、前目の位置から、良い末脚を繰り出せるので、後方からだと届かないと思う反面、瞬発力もある馬なので、4角で前の方にいれば、馬券に絡むのかなと。
セントライト記念2019では、最後の直線で、詰まりまくっているので、リオンリオンには勝てなかったとは思いますが、菊花賞2着のサトノルークスには先着できたと思うので、有馬記2019でワールドプレミアが3着だった事を考えると、ここでも通用しそうな感じですね。
さて、人気馬はどうでもいいのですが、ここからが本題です。
中山金杯2020年の激走可能な穴馬は…
◎ テリトーリアル
京都金杯2020にも登録しているので、中山金杯2020で出走するかどうかは不明ですが、京都巧者の馬なので、京都金杯2020だとオッズが下がりそうなので、個人的には中山金杯2020に出走して欲しいと思っています。
テリトーリアルは、先行脚質の馬で、ソーグリッタリングと能力的には大差ない馬だと思うのですが、ソーグリッタリングは、エプソムカップ2019で3着、関屋記念2019でも3着であり、今回、重賞でも微妙な馬が揃っているので、仮に、ソーグリッダリングが出走するのであれば、ある程度、人気になると思います。
前走のチャレンジカップ2019では、先行馬に厳しいレースで、トリオンフについて行った馬は、総崩れの展開で、テリトーリアルに関しては、最後の方は全く追われていないので、着順は酷いのですが、展開が向かなかった事による惨敗だと思っています。
今回、前走の惨敗で、一気に人気が落ちそうですが、1800mのタイムは、1分44秒9で、メンバー中、最速ですが、2000mになると持ちタイムが遅くなるので、2000mは向いていないと思う反面、能力とオッズの差がかなりあるので、紐の爆穴としては、かなり面白い1頭なのかなと。
さすがに軸にする勇気はないのですが、今回のメンバーの中で、最も強い競馬をしているのが、トリオンフだと思っているので、ここから小穴から爆穴まで流せば、配当妙味がありそうというか、万馬券を狙えそうですね。
最後に、過去10年の配当額を張っておきます。
中山金杯 配当額一覧表 過去10年
昨年は、3番人気、7番人気、9番人気の組合せで、3連複は約42,000円の配当ですが、10年間で万馬券は3回だけで、ハンデ戦で荒れるイメージはある反面、人気上位の馬が馬券に絡んでいて、10番人気以下の馬は絶望的なので、テリトーリアルにとっては、マイナスなデータですが、過去10年とか、全くアテにならないと思っています。
今年も、軽く暴言を吐きながら、自己肯定感マックスで予想しますので、引き続き、黒の馬券師をよろしくお願いします。