赤津です。
先週は、日曜日のオクトーバーS2020で、馬連の万馬券が当たり、一撃で約62万の配当でした。
有料予想は、△ー〇の決着だったのですが、メインレースは激走指数の上位馬(指数1~5位)を、機械的に買い続けているので、運が良かった気もしますが、当たって良かったのかなと。
夏競馬+9月末まではボロ負けで、先々週も田んぼのような馬場で最悪だった反面、少し、復調してきているので、G1の開催週に、素人票に期待して、オッズの隙間を狙ってみたいと思います。
さて、菊花賞2020ですが、全頭を評価しようと思った反面、関西馬が強いレースというか、関東馬は輸送+長距離で、過去の成績はかなり悪く、全切りで良いと思っていて、今回は、関西馬のみ評価します。
まず、過去10年の関東馬、関西馬の成績を張っておきます。
菊花賞 関東馬・関西馬 成績表 過去10年
関東馬
関西馬
関東馬は、2018年のフィエールマン、2014年のゴールドアクターだけしか馬券に絡んでおらず、人気馬でも惨敗しているので、消去法に関しては、あまり好みではないのですが、人間でも、東京まで輸送されてフルマラソンとか、嫌だな…という感じなので、馬体重の調整も難しく、関東馬でコントレイルに勝てる馬が想像できないので、全部、馬券からは切る予定です。
関東馬が好走した時は、ごめんなさい。
続いて、過去10年の配当額です。
菊花賞 配当額 一覧表 過去10年
2017年が異様に荒れていますが、この年は3強のオッズだったので、キセキは1番人気で快勝した反面、2,3着に人気薄の馬が爆走しているので、配当がかなり高くなっています。
今回、コントレイルの頭は硬いというか、そこから馬券を買うしかないので、紐荒れを期待するしかないのですが、秋華賞に続き、1強の馬以外は横並びな感じなので、3連複で万馬券位は、期待できる気がします。
次は、京都芝3000mの枠番別の成績表です。
京都芝3000m 枠番別 成績表 2010年以降
菊花賞に限定すると、1枠の成績は悪くないのですが、他のレースも含めると、かなり厳しい数字なのかなと。
近年は、レースのタイムも遅く、瞬発力勝負のレースが目立つので、3000mも走る意味があるのかどうか疑問ですが、スタミナよりも、決め手を持っている馬の方が買いやすい気がします。
1枠に人気馬が入ると、かなり売れそうなので、昨年はニシノデイジーが凡走していたのですが、コントレイルが入った枠が神枠なので、あの馬に枠順の有利とか不利は、関係ないと思っています。
さて、予想オッズです。
菊花賞2020 予想オッズ
1番人気 コントレイル
説明不要というか、ガチで1.1倍になりそうで、秋華賞2020のデアリングタクトに1700万、600万の単勝の投票が入っていて、頭、おかしいのかな?とか思っていたのですが、とても強い内容だったので、本当にすみませんでした。
コントレイルの場合、未だに底を見せていないので、過去のレースを見ても馬なりのまま完勝しているのですが、騎手ではなく、57kgの騎手以外のモノを乗せても勝てるような気がして、福永騎手を間接的にディスっている訳ではないのですが、3000mの公開調教だと思っています。
多分、有料予想の鉄板軸馬のSSかSになりそうなので、軸にする予定です。
落馬とか故障位しか、不安材料はない気がします…。
2番人気 ヴェルトライゼンテ
サリオスが毎日王冠2020を完勝して、ヴェルトライゼンテの評価も上がった気がするのですが、前走の神戸新聞杯2020では、最後方付近から猛然と追い込んでいて、かなり強い馬だと思う反面、コントレイルに関しては、馬なりで進路を確保した後に、少し気合を付けられて、最後は流しているので、超えられない壁がある気がします。
※ヴェルトライゼンテは、ピンク帽子の18番です。
コントレイルを除くと、かなり強い競馬をしているので、この馬も例年であれば、ダービーを勝っている器のような気がしますが、ただ、逆転は不可能というか、コントレイルとの上りも、0.2秒差しかないので、早目に追い出しても位置的に届かないというよりも、そこまで末脚を維持できる訳がないので、この馬で2番人気であれば、他の馬はノーチャンスという位、1強のレースだと思っています。
3番人気 バビット
クラシックには間に合わなかった馬ですが、逃げるとかなり粘り込む馬で、前走は、最後で抜かれるかなと思った反面、後続を凌ぐというよりも、少し差を広げているので、スタートでかなり内田騎手にガシガシ追われて、最後もかなり叩かれていますが、相当、タフそうな馬で、スタミナはありそうなのかなと。
※バビットは、黄色帽子の6番です。
セリの価格が540万の馬で、既に億を稼いでいるのですが、心情的には応援したくなる馬で、今回、確実に逃げそうな馬という意味では、馬券に入れた方が良いと思います。
競馬は、逃げ馬の回収率が最も高く、展開の不利を受けにくいので、今回のように逃げそうな馬が皆無な状況であれば、無条件で買っても良いのかなと。
後方一気の馬は、見ていて爽快ですが、逃げ馬はヒヤヒヤするので、昔、菊花賞2010のトウカイメロディで150万を溶かした時は、1週目のホームストレートで吐きそうだったので、身の丈に合わないお金は賭けない方がいいのですが、その後、PATを解約しても、翌週にはPATを復活させていたので、馬鹿は死んでも治らないというか、治す気は全くない感じです。
当時は、夏の上り馬で間違いない!とか、思い込みが全開というか、菊花賞の前までにかなり負けが込んでいて、一発逆転を狙ったのですが、振り返ると、その経験があるので、その後、仮に負債が大きくなっても暴走はしないようになったので、勉強代としては良かった気もします。
話が逸れましたが、先行力で買いなので、人気馬ですが、2,3着は期待できると思います。
6番人気 アリストテレス
4,5番人気は、関東馬なので、省略しています。
アリストテレスはルメール騎手が騎乗予定で、人気になるとは思うのですが、全く強さを感じないというか、前走も2勝クラスで辛勝で、相手も特に強いとは思えず、前走以上のパフォーマンスをイメージできないので、今回、抽選組ですが、仮に抽選を突破しても、人気を吸って頂ければいいなと思うだけで、とても買いたくない1頭です。
軽い芝は走りそうなので、京都は合うと思うのですが、騎手は、ルメール騎手よりもデムーロ騎手の方が良く、好意から末脚勝負よりも、少しスパルタ的に叩かれた方が伸びるので、3000mだと過酷そうですが、ルメール騎手というだけで人気になることを祈っています。
消したい1頭です。
7番人気 ヴァルコス
前走のセントライト記念2020は、最後に伸びて来ているのですが、かなりズブい印象で、トップスピードも低く、京都の下り坂で勢いに乗れば、多少はマシな気はする反面、切れ味はナタみたいな感じで、あまり買いたくない馬なのかなと…。
パワーはかなりありそうなので、阪神で馬場が渋った時に好走しそうな感じですが、週間天気予報だと、木曜日から金曜日に掛けて京都競馬場は雨が降りそうなので、道悪であれば、馬券に入れても良い気はします。
私は、入れないと思いますが…。
9番人気 ディープボンド
もう少し人気になると思いますが、前走の神戸新聞杯2020では、早目に先頭に出た後に粘り込み、コントレイルには余裕で躱されて、ロバートソンキー、ヴェルトライゼンデにもあっさりと掴まってしまうのですが、脚質的には京都は合うと思うので、人気を落としているのであれば、狙ってみるのもアリなのかなと。
残念ながら、決め手には欠けるので、先行前残り位しかイメージが湧かないのですが、和田騎手が乗り続けているのは好材料で、コントレイルは無理でも、ロバートソンキー、ヴェルトライゼンデであれば、コース替わりを考慮すると、逆転可能だと思います。
ただ、お金は賭けたくない馬です…。
13番人気 レクセランス
松山騎手という位しか、買い材料が見当たらないのですが、今年の松山騎手のG1の成績は、3-1-2-0-1-3/10で、複勝率が60%もあるので、大半がデアリングタクトですが、スプリンターズS2020では、アウィルアウェイで3着に好走しているので、今回は、秋華賞2020ほどの重圧もなく、全く人気にならない馬なので、思い切った騎乗ができるのかなと、楽しみにしています。
有料予想では、松山騎手が騎乗する馬の内、馬質の良い馬と先行力のある馬をリスト化して配信しているのですが、私との相性が抜群に悪いようで、リストに洩れた馬が穴を空けていて、とてもムカつくなと。
ただ、年末位までは買い続ける予定なので、私が買った時だけでいいので、好走して頂けることを期待しています。
レクセランスは、最高方から一気の末脚を繰り出す馬ですが、今回は、さすがに相手が強いので、同型の後方からの馬も多く、脚質的には厳しい気がします。
14番人気 サトノインプレッサ 激走穴馬!
前走の毎日王冠2020では2番人気に推されていて、ここまで人気が落ちるのか…という感じですが、前走は出遅れ+最後は全く追っていないので、ご都合主義ですが、参考外で良いのかなと。
※サトノインプレッサは、オレンジ帽子の8番です。
仮に、スタートが良かったとしても、結果は微妙だった気がするのですが、パワー型の馬だと思っているので、東京はダメのような気がしますが、今回、雨で馬場が渋れば、前走まで評価されていた馬という事もあり、人気の盲点になると思っています。
坂井騎手が騎乗予定で、坂井騎手の場合、京都、阪神で、時々、穴を空けるのですが、さすがに長距離戦は騎手の力差が明確に出やすいので、相手が悪い気もしますが、地味にダービー2020でも5着だったので、関西馬で輸送もなく、ここは騎手としてもチャンスなのかなと。
平場の馬券でも、前走が人気で惨敗して、その後、人気が落ちて圧勝とか多いので、人が買わない時に屁理屈を捏ねて馬券を買うのが好きですが、1.1倍の馬とかの馬券を買うと、かなり不安になる反面、単勝万馬券の馬に1万とかは抵抗がないので、外れて当然だと思っていると、意外とお金は減らない気はします。
話が逸れました。
仮に出遅れても、長距離戦なので、スタートはどうでも良いという感じですが、あとは、出走するかどうかが問題ですね。
時々、激走穴馬に指定して、普通に回避するので、その時は、適当に穴馬を探してみて下さい。
18番人気 マンオブスピリット
今回、チークピーシズを着用予定で、それがナンダという感じですが、デムーロ騎手が騎乗予定ですね。
今年の重賞のデムーロ騎手の成績は、春までは好成績だった反面、夏競馬から失速しているので、私の馬券の成績と同じですが、良い馬に騎乗するのも営業が必要というか、騎手も大変そうだなと…。
私も、相手に応じて愛想笑いを繰り出すのは得意なので、心の中では、「死ねばいいのに」とか思っているのですが、最近は素でも仕事を頂けるので、暴言を吐いても信用を得られる位、真面目に仕事をすれば、働き口はあるのかなと思っています。
さて、マンオブスピリットですが、レース映像を見る限り、潜在能力は高そうな馬で、確かに、途中で気を抜いている場面があるというか、スパルタ式だと走る気がするので、チークピーシズは面白そうなのかなと。
地味に、京都新聞杯2020では、ディープボンドと着差なしの2着なので、重馬場での好走歴もあり、紐荒れ要員としては面白い気がします。
以下、菊花賞2020のまとめです。
菊花賞2020 まとめ
関東馬は、人気馬でも絶望的な成績なので、今回、関東馬に有力な馬が少なく、全切りでも良さげ。
コントレイルは、未だ、底を見せていないので、初距離ではあるが、他の馬も同じ条件であり、輸送もなく頭固定で、2,3着は考えにくい。
激走穴馬は、サトノインプレッサで、坂井騎手で不安視されるのであれば、逆に狙い目。
バビットの逃げも確実そうで、人気になると思う反面、今回、後方脚質の馬が多く、展開面を考えると、前の馬から馬券を組んだ方が、当たりやすいのかも。
穴馬を探すだけ無駄なレースのような気もしますが、結局、秋華賞2020も紐は荒れているので、コントレイルを出走表から除外して、予想するのが楽しい気もします。
今週末も有料予想を販売していますので、引き続き、よろしくお願いします。