赤津です。

今回の激走穴馬は、前走で1番人気で地味な結果に終わった馬に注目してみました。

例年、かなり荒れるレースなので、予想オッズの前に、過去10年の配当額の一覧表を張っておきます。

函館記念 配当額 過去10年

函館記念 配当額 過去10年単勝の配当は安い反面、馬連、3連系の配当がかなり高くなっていて、紐が爆荒れする傾向ですが、過去10年だと、勝ち馬は1~5番人気からしか出ていないというのも、ポイントなのかなと。

乱暴な馬券の買い方をするのであれば、1~5番人気から、紐を総流しとかすれば、過去10年のデータからだと当たる気はしますが、17頭の場合で3連単だと、約10万の投資になるので、配当が10万を超えれば勝ちになるというか、そういう極端な買い方をするのも、面白いレースだと思います。

頭が人気馬なので、帯を狙うのは、若干、厳しい気もします。

さて、函館記念2020の予想オッズです。

函館記念2020 予想オッズ

函館記念2020 予想オッズ

1番人気は、レイエンダですね。

実績的にも脚質的にも斤量的にも、全く推せない馬ですが、ルメール騎手というのも割引材料で、今期の函館はかなり人気を裏切っていて、先週までの成績は、1番人気に20回、騎乗していて、3回しか勝っていないのですが、ルメール騎手だけで人気になるのであれば、馬券から切っても良い位、危ない馬だと思います。

函館記念の場合、先行した馬がそのまま馬券に残ることが多く、レイエンダの場合、過去の実績からだと、先行、後方待機と、色々なポジションで競馬をしている反面、揉まれると弱い馬というか、怯えているようなレースが多いので、精神的にはかなり不安定な馬のような気がします。

気分良く、外目を追走して自分の競馬ができれば、能力的には高いので、強い競馬も想像できる反面、少しでも競られると、脆さを見せる場面が多く、力でねじ伏せるだけの強さはないというか、これらはレース映像からの印象ですが、こういう馬にお金を投じるのは、嫌だなと。

馬券を買う際に、最も重視しているのが納得感なので、仮に騎手が下手に乗ったとしても、それらを含めて馬券を買っているので、特に不満とか後悔はないのですが、安易に馬券を買って当たっても、そっちの方が後悔は残ります。

そういう意味で、絶対に買いたくない馬というか、単勝が10倍以上であれば手の平を返したように本命に推しますが、1番人気であれば、軽視するのが正解だと思います。

2番人気は、トーラスジェミニですね。

前走の巴賞2020では、逃げての1着で、先行脚質の馬で、洋芝適性もありそうなので、レイエンダよりもこの馬の方が1番人気になりそうな気がしますが、出遅れない限り前に行くのは確実だと思うので、軸にはしやすいのかなと。

ただ、巴賞組の内、1着だった馬の函館記念の成績は悪いので、中1週というローテーションもあるのですが、巴賞で惨敗して、函館記念で巻き返すという馬が多く、そういった意味では、そこまで信頼できない気もします。

斤量は56kgなので、前走と同じですが、軽斤量の馬が多いので、前走よりは遥かに厳しいレースになりそうですが、前残りの可能性は高いのかなと。

因みに、巴賞組は、1-4-2-44-51なので、勝ち馬は昨年のマイスタイルだけですが、マイスタイルも巴賞は惨敗で、このレースで巻き返しているので、過去10年でデータのサンプルは少ない反面、そういう傾向はある気はします。

さて、ここからが本題です。

函館記念2020の激走穴馬は…

◎ レッドサイオン

巴賞ではルメール騎手が騎乗で、1番人気を背負って、0.9秒の7着だったのですが、今回、一気に人気が落ちそうな反面、前走で1番人気に推される位の能力はあり、見限るのは早いのかなと。

前述したとおり、馬が悪いのではなく、ルメール騎手が不調だという事を考慮すると、今回、鞍上が変わるのはプラス材料だと思っています。

ルメール騎手は、函館が苦手という訳ではなく、今期だけ調子が悪そうなので、今週末はどうなるのか謎ですが、先週までの騎乗はキレがないので、馬質が良かったことを考えると、不調なのは間違いない気がします。

さて、話が逸れたのですが、レッドサイオンは、前走は11週の休み明けで+16kgだったのですが、専門紙には生長分だと書かれていた反面、結果的には太目残りだったような気がしていて、今回、前進はあるのかなと。

少なくとも、巴賞の時点では2.6倍の馬だった訳で、洋芝に関しては、1勝クラスでの勝利もあり、もう1回だけ、狙ってみるのも良いというか、前走が人気で惨敗して、次走で巻き返す馬はかなり多いので、正直、前走はかなりの過剰人気だと思いますが、今回は割安感を感じます。

オッズによって評価を変えるので、競馬は、着順を予想するゲームと考えている方も多いのですが、私は、オッズと能力の差から、利益を抜くゲームだと思っているので、券種とかどうでも良いというか、控除率的に単勝と複勝が有利なので、3連単の100万馬券よりも、単勝万馬券の方が、現実的だと思っています。

馬連とかも、同着以外、2点目から確実に外れる馬券を買う事になるので、1点が基本だと思っていて、2点目を買う資金は他のレースに入れた方が効率的だと思うのですが、的中よりもお金が欲しいので、10年位、色々と考えた結果、今のスタイルになっています。

最近は、予想を販売していれば、馬券を買わなくてもお金が増えるので、回収率が100%を超えている方は、予想を売って事業所得として申告した方が良い気がしますが、時々、勝てる予想を人に教えるのはおかしい!的な方を見掛ける反面、他人に予想を売った方がノーリスクでお金が増える訳で、馬鹿なのかな?と思っています。

なぜ、こういう風に煽るのかと言うと、そういう方が仮に予想を購入されたとしても、クレーム要員にしかならないので、最初から振るいに掛けた方が良いというか、お客様が神様とか全く思わないので、コンビニでも、商品を売って頂いてありがとうと思っているのですが、本来、買い手と売り手というのは対等な反面、今の時代、消費者の方が上になっているので、そういう何様系の方とは、関わらないようにしています。

今週末も、引き続きよろしくお願いします。

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