スプリンターズS2024 出走予定馬

サトノレーヴ

中山の成績は、3-0-0-0/3であり、1200mの成績も、6-1-0-0/7で、1年以内の持ち時計は1分7秒1でメンバー中で最速ですが、データ的には逆らうのが無謀なレベルであり、軸にする方は多いと思います。

前々走は2着のウイングレイテストと0.2秒差ですが、ウイングレイテストの方が斤量は2kg重かったとはいえ、最後の伸びは素晴らしく、着差以上の勝利だったのかなと。

前走はラストの150mからの加速力が非凡であり、文字どおり力でねじ伏せているので、今回、騎手は未定ですが馬は一番、強いと思っています。

超・ピッチ走法の馬であり、多分、高速馬場よりも時計が掛かる馬場の方が他の馬の脚色が鈍る分、この馬が有利になると思いますが、中山の最後の坂で突き放すレースが多く、最後の最後で前に出そうな感じですね。

当初、近2走の出走馬のレベルが低いと感じていたので、逆張りしようかな?と思ったのですが、レース映像を見てやめました。

前走は+16kgであり、仕上がってないという声も多く、その状態で完勝であり、強さが際立っただけですね。

酷評した後にレース映像や調教映像を見て、失敗したかな…と思うことも多いのですが、ラストの1~2Fが速い馬は逆らってはダメな気がします。

春雷Sの前の調教を見ていたのですが、すさまじい加速力ですね。

近3走のテンは33秒4~6と速いペースであり、スタートは上手く二の足も速いので、多少、出負けしても先行のポジションは取れると思っていますし、4角で5番手以内であれば、ガッツポーズが出ると思います。

今回、先行馬は多いのですが、その中でも頭1つ抜けていると思いますし、スプリンターズSは例年、テンの3Fが速くなるのですが、メンバーの中で最も厳しいペースを経験しており、先行脚質で勝負所から伸びる脚を持っていて、最後の坂で他の馬を競り落とせる訳ですが、ベタ褒めです。

私が褒めると呪いが掛かるみたいですが、思ったことを書いているだけですし、豪快に予想を外すのも良いのかなと。

馬体重も548kgの大型馬ですが、坂の推進力は半端ないですし、雨が降るとさらに差が開きそうであり、この馬を軸にする方とは友達になれそうですね。

友達が0なので、友達になって下さい。

ママコチャ

前走のセントウルSは完全に叩きの一戦だと思っていて、馬券的には軽視していたのですが強かったなと。

24週の休み明けで鮫島騎手であり、中京の1200mは以下のとおり大外枠が絶望的なコースですが、この条件で2着はかなり評価できると思っています。

トウシンマカオが17番だったので、前残りの展開であり、この馬の評価も高いですね。

ママコチャは、デビューから3戦目以降、4角の位置は5番手以内であり、先行力がかなり高い馬ですが、川田騎手は気性が良くて先行力がある馬を好むので、鮫島騎手よりも川田騎手の方が良いと思います。

川田騎手の勝ちパターンは、道中では余計な動きはせずにじっとしていて、最後の直線で早目に抜け出すという競馬が多く、気性が良い馬でなければこういう競馬ができないのですが、ママコチャはそのタイプですね。

昨年のスプリンターズSの勝馬ですし、昨年のテンは33.3秒とあまり速くなかったのですが、過去、小倉の前傾ラップのレースでも好走しているので、G1の激流を経験していますし、今回も先行して直線だけのお仕事だと思っています。

重馬場はかなり苦手な馬であり、稍重以下の成績は、0-0-1-2/3なので、洋芝も未経験ですし、高松記念は前が有利な流れの中、最後は失速しているので道悪は苦手なのかなと。

近1年の持ち時計は、1分7秒8であり、1分7秒台前半になると未知の世界であり、垂れて馬群に沈む可能性も高い気がします。

グランアレグリア級の馬以外、後方一気の馬は出番がないレースですし、枠次第では軸にしても良いのかなと。

以下は、中山1200mの枠順別の成績表ですが、1枠が有利で8枠が死に枠であり、ママコチャは脚質的に内枠がいいと思います。

1枠で包まれる…という声も多いのですが、先行力がある馬だと内枠は有利であり、気性難の馬は外枠の方が良いのですが、ダートは気性的が悪い馬が多いので、外枠の馬から勝負した方が当たりやすくなります。

ママコチャの話に戻りますが、前走の調教は終い重点であり、ラスト1Fの加速は素晴らしかったのですが、途中から一杯に追われていたので、負荷の割には物足りない時計であり万全ではなかったのかなと。

昨年のスプリンターズSは、馬なりのまま速い時計を出していたので、調教と結果が直結するタイプですし、時計と負荷、ラップタイムから状態を判断できると思っています。

前走よりも今回が買い時の馬なので、馬券から切るのは余程の理由がないと無理なのかなと。

雨+大外枠の時だけ軽視すればいいと思っています。

ナムラクレア

前走はかなり推していたのですが、直線に入ってから伸びを欠いており、最後は外からの馬群に飲まれてなんだかなと。

騎乗ミスという声も多いのですが、1枠で最短距離を走っているので、そこまで騎乗は悪くなかったと思います。

今回、浜中騎手は騎乗停止なので横山(武)騎手が騎乗予定ですが、中山1200mの成績はルメール騎手に次いで2位の成績であり、鞍上強化なのかなと。

G1でテン乗りはどうかな?と思う反面、浜中騎手以外とのコンビも見たかった馬なので、個人的には楽しみにしています。

高松宮記念では、先行馬が前での残る中、1頭だけ別次元の末脚で追い込んで来て、かなり強かったのかなと。

展開を考えると一番、強かったと思いますし、前走で人気が落ちるのであれば、余裕で狙える馬だと思います。

前走で1番人気で凡走して、次走で楽勝とかいくらでもありますし、少なくとも前走はナムラクレア一色であり、馬は機械ではないので走らない時もあると思うのですが、見限るのは勿体ないですね。

金魚の糞のように好走した後に馬券を買い続けると、誰もが同じことを考える分、取り分が少なくなるので回収率は低くなるのですが、G1だけ馬券を買う方であれば回収率よりも的中率のような気がするので、当たれば何でも良い気がします。

不安材料は高速馬場であり、前走は札幌の1200mにしてはテンが速いペースで、4角の手前でかなり追われていたのですが、追走で脚を使い切ったのかなと。

昨年のスプリンターズSの勝馬のタイムは、1分8秒0であり、時計が掛かる展開であれば脚が溜まる馬になっているような気がしていて、速いペースだと前走と同じく追走で脚を使って終わる気もするので、昨年に比べるとズブくなっている可能性があります。

ここで追走に苦慮するようであれば、今後は、狙い目を考える必要があると思いますし、その辺りに注目したいですね。

サトノレーヴと同じ位置からの競馬だと、ナムラクレアの方が決め手が落ちるので、軸としてはサトノレーヴの方が良い気がします。

非常に悩ましい馬だと思います。

マッドクール

今回、22週の休み明けですが、10週以上の休み明けの成績は、4-1-0-2/7であり、間隔を空けた方が仕上がりが良い馬なので、オッズ次第ではこの馬から馬券を買おうかな?と色気を出しています。

昨年のスプリンターズSは、ハナ差の2着であり、肉眼では1着でもおかしくない着差であり、惜しかったなと。

高松宮記念は最短距離で最後までしぶとく粘っての1着であり、見た目は失速しそうなのに最後に伸びる馬で、馬券を買っているとかなり面白い馬だと思います。

過去、小倉の高速馬場で1分6秒9で走ったことがあり、重馬場の成績も良い馬なので、海外帰りと休み明けでオッズが舐められるのであれば、前述したとおり実績は良い訳で、小穴としては狙えるのかなと。

本来、1番人気でも良い気がするのですが前走は惨敗であり、ビクターザウィナーに負けているので、ネットの評価も高くないですし、こういう馬は好みですね。

先行馬にも色々なタイプがいますが、先行して後続の追撃を凌ぐタイプではなく、さらに前で加速する馬なので、昨年のCBC賞は熱中症で惨敗しているのですが、暑さ以外の不安材料は少ない気がします。

あと、この馬は調教と結果が直結するタイプなので、昨年のスプリンターズSは猛時計を出していたのですが、時計は速ければ速い方が良いのかなと。

坂路、コースでもガンガン、時計を出すので、全体時計と8F、4F、ラストの3F、あとはラップを参考にすれば状態は見極められると思います。

逆に、時計が出ていない時は微妙なので、調教で買うかどうかを決められますし、分かりやすくていいですね。

高松宮記念の時は+18kgの出走であり、不安視される声も多かったのですが、結局、成長分だった…というオチであり、今回も海外遠征の時に馬体を減らしているので、そこからマイナス体重だと微妙ですが、プラスであれば問題ないと思っています。

坂井騎手が継続騎乗ですし、騎手は全く問題ないですね。

最近、馬のことよりも騎手を語る方が増えた印象であり、そういう方は思考停止でルメール騎手から買えば良い気がします。

ディスっている訳ではなく、ルメール騎手はG1で最も良い馬に乗る機会が多い訳で、馬主やクラブとしても最高の騎手を用意する訳ですが、当然、勝率は高くなるので騎手買いだとルメール騎手以外、あり得ないと思います。

このコースだと、1位がルメール騎手、2位が横山(武)騎手の成績が良いので、横山(武)騎手を嫌っている方は、もう、空気でも乗せて走るしかないのかな?と。

ルメール騎手はヴェントヴョーチェに騎乗予定ですが、珍しく爆穴ですし、ルメール教の方は勝負した方が良い気がします。

人気の時だけルメール騎手とか、とてもかっこ悪いと思います。

ピューロマジック

右回りの成績は4-2-1-1/8であり、1200mに限定すると複勝率が100%の馬ですが、逃げて前で残られるかの戦術しかないので、ギャンブル性は高くレースを楽しむという意味ではオススメな馬なのかなと。

前走は左回りの中京で惨敗していますが、直線距離は約410mあったので、中山の場合、310mしかなく、コース替わりはプラスだと思います。

2走前の小倉では逃げ切っていますが、相手がかなり弱く馬場にも恵まれたのかなと。

京都で1分7秒1の時計で走っているので、時計勝負にも対応できそうな反面、53kgの斤量での記録であり、個人的にはG1では厳しいかな?と評価しています。

パンパラッサのように大逃げして追撃を凌ぐタイプではなく、ジャックドールのように逃げて末脚を溜められるタイプでもないので、逃げ馬としては平凡な馬なのかなと。

今回、横山(典)騎手が騎乗予定ですが、大逃げするタイプでもないですし、ダービーは勝っている反面、平場の成績はかなり悪化しているので、あまり魅力は感じない騎手ですね。

日本馬のためにビクターザウィナーを潰して欲しいのですが、その場合、共倒れになりラビット化するだけですし、今回の相手に逃げ切られるイメージが全く湧かないので、複勝!激熱!脳汁!がお好きな依存症の方は、この馬から勝負してみて下さい。

逃げ馬は2頭しかいないので、ハナを切る可能性は特大だと思います。

調教は、1週前にガツンとやって当週は軽めに調整するので、時計はかなり速いタイプですね。

ただ、今回は1週前に負荷を掛けていないので、パターンが変わっている部分に違和感を感じるのですが、最終追切も温い時計だと状態を疑った方が良いのかなと。

デビュー以来、使い詰めで逃げまくっている馬ですし、この程度の戦績の馬が逃げ切られるイメージが湧かないのですが、前で残った時は謝りたいと思っています。

レース映像を見る限り、坂で失速しているので、京都や小倉のようなコースであれば今後も活躍しそうですが、中山や阪神は脚を削られるので、割引した方が良い気がします。

ギャンブルが好きな方に推奨したい馬ですね。

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