赤津です。

レース当日に、30万以上の大口投票をリアルタイムで拾っていて、そういう馬が信頼できるかどうか、毎回、分析を続けていたのですが、その過程で、事前に1番人気の信頼度を分類しておけば、順張りか逆張りの判定が速やかに行えるので、今回、2015年以降の1番人気の馬の傾向を調べてみました。

まず、2015年以降の1番人気の馬の全成績です。

1番人気 全成績 2015年以降

1番人気 成績表

勝率は32.4%単勝の回収率は77%なので、この数字を指標にすれば、例えば、某騎手の的中率は25%位しかない場合、全体の的中率よりも低いので、信頼できない騎手という事になるのですが、そういう感じで分析していきます。

単勝と複勝の控除率は20%なので、回収率の理論値は80%になるのですが、単勝が77%と低いのは、3%分、過剰に買われているという感じで判断していて、複勝の83%というのは、JRA+10の、複勝の+10円が影響していると考えています。

勿論、見誤っている部分もあると思いますが、全てが仮説なので、今回のデータを無条件で盲信する必要はなく、予想の参考程度で使って頂ければ、多少、お役に立てるのではいのかなと思っています。

次に、芝のクラス別の成績表です。

1番人気 芝 クラス別 成績表

1番人気 芝 クラス別 成績表

芝に関しては、新馬戦と未勝利戦は、基準値を上回っているので、特に新馬戦に関しては、走ってみないと分からないと思っている反面、1番人気の馬は、事前の情報どおりに走るので、無闇に逆らうのは危険な気はします。

1倍台の馬になると、的中率が50.6%、複勝率が81%まで上がるので、逆らって時点で3連系の馬券は5回に4回、外れることになるので、勿論、残りの1回で他の4回分を取り戻す戦術であれば良い反面、新馬戦の場合、戦績が0であり参考となる情報が少ないので、穴馬は血統か調教位しか、判断材料がないと思っています。

一方で、1~3勝クラスになると、1番人気の馬の的中率と回収率が下がっているので、例えば、未勝利戦で圧勝した場合、昇級戦でも人気になる時が多い反面、クラスの壁は想像よりも高いことがあり、惨敗することも多いのですが、最低でも持ちタイムだけは、チェックした方が良い気がします。

G1に関しては、次のとおりで、一時期は1番人気の馬が無双状態だった反面、近年はあまり信頼できなくなっているので、素人票も入りやすいので、過剰人気になりやすいのですが、2020年は逆張りが狙い目なのかなと思っています。

1番人気 芝 G1 年度別 成績表

G1 1番人気 年度別 成績表

続いて、ダートのクラス別の成績表です。

1番人気 ダート クラス別 成績表

1番人気 ダート クラス別 成績表全体的には芝と似たような傾向ですが、芝よりも単勝の回収率が低いので、的中率は変わらない反面、平均配当が低くなっていて、過剰に買われている訳ですが、ダートの場合、力差が大きいので、本来、1番人気の信頼度は高い反面、2015年頃から傾向が変わっているので、盲信的に信じるのは危ない気がします。

以前は、ダートの中距離戦だと文字どおりの鉄板級の馬がいて、大勝負をするのであれば、この条件しかないと思っていたのですが、最近は、鉄板軸馬で信頼度の高い馬をシステム的に抽出できるようになっているので、馬場とかクラスは参考にしていない感じです。

話が逸れたのですが、1番人気の馬の回数が増えれば増えるほど、損をする回数が蓄積していくので、勿論、1番人気の中にも回収率が高い馬も混ざっているのですが、極力、無駄な馬券を買うのは避けた方が良い気がします。

 

さて、ここからが本題ですが、1番人気の中でも、全く信頼ができないパターンがあって、そういうレースだけ穴馬を狙い続けるのであれば、確率的に穴馬が好走しやすくなるので、結果的に回収率が高くなるのかなと。

実際に、その仮説どおりに結果が伴うかは不明ですが、まず、1番人気の馬が負けやすい条件を探してみました。

1番人気 レース間隔別 成績表

1番人気 レース間隔別 成績表

※2週=中1週です。

この表を見る限り、中1週と休み明け2戦目の馬の成績が悪く、中1週と2走ボケは危険という意見を見掛けていたのですが、実際にデータを調べてみるとその通りだったので、バックデータを調べるのも悪くないのかなと。

ただ、中1週に該当する1番人気の馬は多いので、中1週+休み明け2戦目という条件を重ねてみました。

1番人気 中1週+休み明け2戦目 成績表

競馬 1番人気・危ない条件

一気にデータのサンプル数が減ったのですが、中1週で休み明け2戦目になると、勝率が25.2%、単勝の回収率が56%まで落ちるので、ピンポイントでこの条件だけを狙って、1番人気に逆らうのは面白いのかなと。

昨日(令和2年3月22日)を例にすると、阪神2Rのソルトキャピタルが、1.8倍で4着、阪神6Rのリトルクレバーが、2.1倍で7着、阪神7Rのリバプールタウンが2.0倍で2着だったので、特にリトルクレバーに関しては、前日に複勝で150万位、大口投票が入っていたので、怖すぎると思っていたのですが、前走が圧勝で売れていた反面、クラスの壁に完全に阻まれた形だったので、こういう馬は中1週とか休み明け2戦目以外でも、逆らった方が面白いと思います。

 

今回は、以上のとおりですが、1番人気の信頼度が落ちる条件は、他にもあるので、例えば、前走がルメール騎手で次走が1番人気の馬の場合、鞍上が弱体化するのは確実なので、勝率も回収率も悪いのですが、ルメール騎手が捨てたかどうかはともかく、ルメール騎手でもダメだった馬の事が多いので、そういう時は、逆張りが面白い気がします。

最後に宣伝になりますが、毎週、週末に軸馬予想を無料で公開しているので、馬券の参考にして頂けると幸いです。

2015年以降の軸馬予想の結果は、以下のとおりです。

軸馬予想 ランク別 成績表

軸馬予想 ランク別 成績表

Aランクの場合、1番人気の馬を買うよりも、勝率も回収率も高いのが特徴で、今回の中1週+休み明け2戦目でも成績が良いので、基本的には順張りがお勧めです。

ランクが下がるに従って、勝率も回収率も悪化するので、軸馬がCランクの場合、荒れる要素が強くなるのですが、例えば、断然の1番人気の馬がCランクの場合、能力とか他のメンバーとの力関係などで、ランクが良くならない要因を内包しているので、注意が必要なのかなと。

他には、Aランクの中で、SS,S,A+,Aランクと分けているので、A+以上が鉄板軸馬ですが、鉄板軸馬に関しては有料会員の方にだけ、配信しています。

また、鉄板軸馬とは真逆の考え方で、激走指数という指数を開発していて、激走指数の場合、穴馬発見器として活用しているのですが、これらを武器にすると、勝負レースと遊ぶレースが明確に分けられるので、全レースに参加して勝てるほど甘くはないというか、ギャンブルの場合、見ができない方は負け続けるので、パチスロとかも、期待値の低い台は打たないとか、FXでも、エッジ(優位性)がない状況は参加しないとか、ある程度の精神力が必要だと思っています。

それと、競馬の場合、お金を奪い合うギャンブルなので、私みたいなのがウヨウヨしている訳ですが、過剰人気の馬の馬券を買って、その後、騎手批判とかしている方を見ていると、カモにしか見えない訳で、それらも含めて馬券を買えばいいというか、馬券と共にストレスを買うとか意味が分からないので、応援馬券に関しては、悪くないと思いますが、断然の1番人気で盲信的に便乗して、はずれた時に文句を言うとか、最高にかっこ悪い気がします。

今週末も、軸馬予想は無料で公開しますので、引き続き黒の馬券師をよろしくお願いします。

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